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1986年に誕生した初代M3から数えて4世代目にあたる新型M3クーペは、高性能を突き詰めてきた20余年の伝統と、先進的な新技術を結晶させた最新モデルとして堂々デビュー。その心臓部には、排気量4リッターのV8エンジンが搭載され、最高出力420ps、最大トルク40.8kg-mの高出力を発生する。つまり従来モデルと比べると、約80psもパワーアップしている計算だ。
公開された性能データによると、0-100km/h加速はわずか4.8秒。最高速はリミッターにより250km/hに制限される。パワー ウエイト レシオは3.8kg/psと、まさにスーパーカーレベル。一方燃費性能については、100km走行あたり12.4リットルとヨーロッパ基準の計算では、8.06km/Lとなっている。
軽量化を実現するためとして、素材に最先端技術を投入していることが、新型M3の大きな特徴となっている。例えば、ルーフに量産車として初めてカーボンファイバー強化プラスチックを採用していること。またザウバーBMW F1マシンと同じ軽合金鋳造工場で作られるエンジンには、クランクケースに特殊なアルミ シリコン合金製を採用することで、従来の6気筒より約15kgも軽く仕上っているというのも驚きの事実だ。
サスペンションは、3シリーズクーペに採用されているものをベースとするが、ほぼすべてのコンポーネントは独自に新開発されている。その主な目的は軽量化で、ダブル ジョイント スプリング ストラット式フロントサスペンションのほとんどはアルミ製となっている。5リンク式リアサスペンションもコントロールアーム以外は新設計され、この部分で2.5kgの軽量化を実現しているという具合。
販売モデルは6速MT仕様のみで、ステアリングは右と左がそれぞれ選べる。価格は、996万円。
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